【時視各角】福島怪談政治で失った韓国の血税2兆3000億ウォン
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.10.15 15:09
最近公開された国会の資料によると、日本の福島汚染水放出に対応するために政府が2021年から今年8月までに支出した予算が2兆3542億ウォン(約2500億円)にのぼることが明らかになった。ところが2023年8月の福島汚染水放出から2年間に政府が9万9932件の放射能検査を実施したが、許容値以上の放射能が検出された事例は一度もなかったという。結果的に2兆ウォン以上も無駄に使ったということだ。
もちろん政府が放射能汚染に対応すること自体が問題ということではない。ただ、科学に基づいて危険度を判断し、それに適した合理的な対応をすることがカギとなる。たとえばX線やCTも放射線が使用されるが、危険度より便益が圧倒的に大きいため病院で活用される。このような側面で福島汚染水問題は当初からそれほど大騒ぎをするものではなかったというのが、主流科学界の評価だ。