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韓国自営業者の借金が1070兆ウォンで過去最大…零細事業者の延滞率、12年ぶりの高水準

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.10.13 07:37
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韓国では低迷の長期化により、自営業者(個人事業主)の借入残高が3カ月間で2兆ウォン(約2120億円)増加し、1070兆ウォンに迫った。過去最大となった。

韓国銀行が12日、共に民主党の楊富男(ヤン・ブナム)議員と国民の力の朴成訓(パク・ソンフン)議員に提出した資料によると、今年4-6月期末基準で自営業者に対する金融機関の融資残高は1069兆6000億ウォンに達した。 1-3月期末(1067兆6000億ウォン)と比べて2兆ウォン増加した。関連統計の作成が始まった2012年以降で最も多い。韓国銀行は、個人事業者向け借入を利用した人を自営業者に分類し、彼らが受けた事業資金借入と家計向け借入を合算して推計した。

 
最近、自営業者の債務の二極化が顕著になっている。自営業者のうち、所得下位30%以下にあたる低所得層の借入残高は、今年4-6月期末に141兆3000億ウォンを記録した。1-3月期末より3兆8000億ウォン増えた。2023年10-12月期末以降、6四半期連続で増加した。延滞率も上昇傾向を示している。4-6月期末の低所得自営業者の延滞率は2.07%で、3カ月間で0.15ポイント上昇した。11年9カ月ぶりの高水準だ。

一方、中間所得層(所得30%超〜70%未満)と高所得層(所得上位30%超)の自営業者の借入残高は、同じ期間にそれぞれ1兆2000億ウォン、7000億ウォン減少した。延滞率も低下した。4-6月期末の高所得自営業者の延滞率は1.34%で、3カ月前より0.13ポイント低下した。中所得層の延滞率も同期間に3.46%から3.25%へと下がった。

零細事業者の延滞率はさらに上昇する可能性がある。信用度が低く、相対的に金利の高い相互金融などの第二金融圏からの借入に依存している人が多いためだ。これらの自営業者の相互金融機関の借入残高は4-6月期末基準で48兆8000億ウォンとなり、1-3月期末より2兆5000億ウォン増加した。

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