航空運賃また上昇か…韓国政府が持続可能燃料導入を加速、業界緊張
韓国政府が2027年から持続可能航空燃料(SAF)の使用を航空会社に義務づける方針を示し、航空業界に緊張が広がっている。大韓航空とアシアナ航空など大手航空会社はすでにSAFを使った実証運航に乗り出しているが、格安航空会社(LCC)は明確な導入計画すら立てられず、頭を抱えている状況だ。
韓国国土交通部は9月、SAF混合義務制度の導入に向けた官民タスクフォース(TF)を設置し、本格的な制度設計に入った。政府は2027年から韓国発の国際線においてSAFを最低1%以上混合して使用することを義務化し、2030年までに3〜5%、2035年には最大10%まで段階的に拡大する計画だ。現在は自主的な試験運航段階だが、制度施行後は基準を満たさなければ航空運航そのものが制限される可能性もある。