【社説】火災収拾中に次々と表れる韓国電子政府の実情
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.10.03 15:48
国家情報資源管理院(国情資院)大田(テジョン)本院電算室で火災が発生してから1週間が経過したが、依然として復旧中だ。昨日午後(2日)基準で電子政府業務システム647件のうち115件(約18%)だけを復旧した。膨大な被害規模を考慮してもかなり遅い。国連が評価した世界最高レベルのデジタル政府だと広報してきたが、今回表れたものは基本的な安全管理もできていない外華内貧「IT強国」の素顔だ。最も大きな問題はデータバックアップ(複写・保存)とシステム二重化(重複構築)の不在だ。二重化適用システムは47件(7.2%)にすぎず、248件(38%)は二重化とバックアップが共にない。
特に衝撃的な点は中央部処の公務員12万5000人が使用してきた業務用クラウド(オンライン保存装置)の「Gドライブ」がバックアップもなく全焼したという事実だ。8月末基準でGドライブに蓄積された858テラバイト(TB)の膨大な資料があっという間に消えたのだ。政府はGドライブを「タ」級システムに分類して外部バックアップを義務化せず、低性能・低価格型装備だけで運用した。2018年以降、業務資料を個別PCでなく必ずGドライブに保存するよう指針を出した状況であり、被害は致命的だ。所属公務員全員がGドライブを使用してきた人事革新処は部処の業務がまひしている状況という。朝鮮時代にも王朝実録を5カ所に分けて保管したが、21世紀のデジタル政府がそれにも及ばないバックアップ体系を運営してきたのだ。