<創刊企画「大韓民国トリガー60」㉟>金大中大統領に経済回復の妙案問われ…孫正義「インターネット速度1000倍に上げよ」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.09.29 12:02
移動通信ネットワークもやはり韓国が先導した。90年代に入り世界は音声だけでなくテキストメッセージまでやりとりできる第2世代通信技術競争を行った。機先を制したのは欧州中心のGSM技術だった。プライドの高い欧米の通信企業は韓国が技術協力を要請しても冷遇するのが常だった。韓国政府は93年、徐廷旭(ソ・ジョンウク)科学技術処次官を筆頭に韓国電子通信研究所(ETRI)、韓国移動通信(現SKテレコム)、サムスン電子、LGエレクトロニクスなどが参加する移動通信技術開発事業管理団を作った。
第1世代の技術さえなかった韓国は米クアルコムが開発したCDMA技術に注目した。理論上同じ周波数帯域幅で欧州式GSMより加入者を3倍以上さばけるというが、交換機、端末、通信制御など1000種類以上の細部技術開発が必要だった。昼夜を問わない努力が続いた。韓国移動通信を買収した鮮京(ソンギョン)グループ(現SKグループ)も後押しした。崔鍾賢(チェ・ジョンヒョン)会長が研究開発費100億ウォンを支援した。