【社説】米国専門職ビザ統制、韓国人材確保の機会に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.09.24 11:06
米国が専門職ビザ手数料を最大100倍に引き上げ、世界的に人材と産業に予想外の波紋を起こしている。毎年8万5000件発行されるH1-B専門職ビザの70%以上を占めてきたインドはパニックとなった。新規発給分にだけ適用するにしても米国内の外資系専門職従事者のビザ発給や更新がいつ不安になるかわからないためだ。これによって米国を去る専門人材を確保しようとする世界的な人材争奪戦が本格化する可能性が大きくなった。この機会に人材不足に苦しむ韓国も積極的に乗り出さなくてはならない。
英経済週刊誌エコノミストは「H1-B10万ドルビザ政策はとんでもない結果を招くだろう」としながら米国のリショアリング(工場本国回帰)政策にも変化が予想されると診断した。トランプ大統領の期待とは反対に専門人材が米国から流出すれば工場まで海外に一緒に出て行くオフショアリングが再び加速しかねないということだ。インド、中国、カナダなどの利益が予想される。すでに中国は2008年から「千人計画」を通じて米国留学派人材を大挙迎え入れ、最近の人工知能(AI)革命で具体的な成果を上げた経験を持っている。