【社説】経済同盟の現場で起きた韓国人の大規模拘禁事件
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.09.08 15:33
米国ジョージア州の現代(ヒョンデ)自動車・LGエナジーソリューション合弁バッテリー工場で、不法滞在者摘発と大規模拘禁という衝撃的な事件が発生した。ジョージア州は現代自動車グループをはじめ、SKイノベーション、ハンファソリューション、斗山(ドゥサン)ボブキャット、ハンコックタイヤなどの国内企業がバッテリーや自動車、物流、太陽光発電工場を運営したり投資を計画したりする韓米経済同盟の象徴的な現場だ。
そのような場所で、韓国の労働者300人余りが鎖やケーブルタイで拘禁され、まるで重大犯罪者のように連行される映像に、国民は大きな衝撃を受けた。幸い、政府が迅速に動き米国側と交渉を妥結し、チャーター機を手配して抑留されていた労働者を帰国させることにした点は評価に値する。大統領が総力対応を指示した後、政府と企業、経済団体が迅速に動いた結果だ。