<創刊企画「大韓民国トリガー60」㉗>南北首脳、分断から55年ぶり抱擁…北核は結局越えられず
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.09.04 16:07
南北の分断から55年ぶりだった。2000年6月13日午前、金大中(キム・デジュン)大統領の一行を乗せた専用機が平壌(ピョンヤン)順安(スナン)空港に到着した。金大統領は空港で出迎えた金正日(キム・ジョンイル)総書記と抱擁を交わした。分断後初めてとなる南北首脳の対面だった。憎悪と対決で綴られた歴史を和解と協力に変えようという歩みだった。
金大統領はソウル空港を離れる前、「民族を愛する熱い胸と現実を直視する冷静な頭を持って訪問しようと思う」と述べた。そのような考えは2泊3日の平壌日程の最終日に発表された共同宣言にそのまま反映された。統一問題の自主的解決、民族経済の均衡発展と社会・文化・体育・保健・環境分野の協力、交流活性化などだ。これはただの言葉だけの宣言ではなかった。その後の南北関係を規定する大綱だった。首脳会談の後、開城(ケソン)に韓国企業が運営する工業団地が建設され、2005年から北朝鮮が4回目の核実験をする直前の2015年までの11年間、南北貿易額は毎年10億ドルを上回った。南北を行き来した人員は年間10万人を超えた。