韓国の石油化学工場「仕事減った」と言いながら…壁を隔てて同じ製品生産[崖っぷちの韓国石油化学業界](1)
先月21日、全羅南道麗水市(チョンラナムド・ヨスシ)国家産業団地内の麗川(ヨチョン)NCC第3工場。韓国メディアとして初めて訪れたここは1カ月前には飛行機のエンジンのような轟音があふれていた。しかしこの日は静まりかえっていた。摂氏1200度の工程が進行中なら堅く閉じられていた観察窓からは風とほこりだけが出入りした。韓国3位のエチレン生産会社である麗川NCCが先月8日に年間生産量の20%(48万トン)を占めた第3工場を中断し、第1・第2工場に統合して生産することにしてだ。電気料金や人件費などを減らすためだ。この会社は上半期に1567億ウォンの赤字を出した。
麗水産業団地は麗川NCCだけでなくGSカルテックス、ロッテケミカル、LG化学など大型石油化学工場と石油精製工場がパイプで細かく連結されている。ほとんどが石油化学基礎油分であるエチレンなどを生産するナフサ分解施設(NCC)工場だ。石油元売りのGSカルテックスもここでNCCの一種であるオレフィン生産施設(MFC)を運営しエチレンを作る。使われる原料の種類が違うだけで工程自体は大きく変わらない。