中国に押され中東に追われ…崖っぷちの韓国石油化学(1)
中央SUNDAY/中央日報日本語版2025.08.31 12:02
26日正午ごろ、韓国石油化学産業の最大生産地である全羅南道(チョンラナムド)の麗水(ヨス)国家産業団地から3キロメートルほど離れたムソン地区の飲食店街は平日の昼休みなのに閑散としていた。どの飲食店もテーブル1~2席ほどがどうにか埋まるほどで、お客がいないところも少なくなかった。道で出会った全羅北道益山(チョンラブクド・イクサン)出身の麗水産業団地の労働者イ・ウソクさん(41)は「故郷の友人4人と一緒に働いたがみんな去って自分だけ残った。人が減っているのに商圏が残れるだろうか」と話した。韓国産業団地公団によると、麗水産業団地の労働者数は4-6月期に1万6779人で前年同期の2万1856人より5077人減少した。1年で労働者が23.2%消えたのだ。イさんは「私も不安感から転職を準備している」と放した。
午後にソンサン公園で会った麗水産業団地内で中小企業を営むキムさんも切迫した状況を伝えた。韓国企業数社に納品するキムさんは「この数年で仕事が大きく減り(人件費が安い)外国人労働者で持ちこたえているがいつまで耐えられるかわからない。通貨危機当時より厳しい」と吐露した。この日麗水産業団地へ向かう道路では一般車だけが時々見えるだけで、製品を積み出す大型トラックは見られなかった。近くのガソリンスタンド関係者は「好況の時は大型トラックが列を作って出入りしたが、最近はめったに通らない」と話した。麗水産業団地のあちこちに立つ工場の煙突も、吹き出していた煙がいまはほとんど見られない。麗水商工会議所によると、麗水産業団地全体の売り上げは2022年の101兆7000億ウォンから昨年は87兆8000億ウォンに減少した。