アップルに左右される収益性…中国引き離す韓国ディスプレーの勝負(2)
◇アップルが折りたためば新たな構図が開かれる=アップルは来年9月に初めての折りたたみスマホを発売する可能性が大きい。サムスンディスプレーが納品するというのが業界の予想だが、今後中国と新たな勝負の場が開かれる可能性が高い。最近中国のスマートフォンブランドは積極的に折りたたみスマホを発売しており、ここにはBOEやチャイナスター(CSOT)のポールダブルディスプレーが搭載されている。韓国のディスプレーに至らない技術力にも需要があふれるため技術力向上も速い。ディスプレー協会関係者は「中国は自国市場があまりにも大きくさまざまなテストをしながら消費者需要を先行検討できるので韓国企業には脅威」と話した。
韓国のディスプレー業界はアップルへの依存度を低くし中国との競争に備えるため技術革新を繰り返している。LGディスプレーは自ら光を出す有機発光層を2層に積む「タンデム有機EL」を開発中だ。さらに薄くさらに鮮明だがバッテリーが長持ちする技術だ。人工知能(AI)機器に最適化されたディスプレーとみている。XRやVR時代に備えたマイクロディスプレーも成長性が期待される市場だ。サムスンディスプレーはRGBOLEDoS(シリコン基板の上にマイクロ有機ELを蒸着したディスプレー)のうち業界最高解像度の5000PPIの製品を5月に公開した。1.4インチの超小型で、腕時計の画面程度の大きさだが8Kテレビより高い解像度を備えた。このほかにも、伸ばす、たたむ、ねじるなどどんな形でも自由に変形可能なストレッチャブルディスプレーを、内側に2回、内側外側に2回など多様に折りたためる新しいフォームファクター革新も両社ともに準備中だ。