トランプvs反トランプ…貿易「合従連衡」時代(2)
中央SUNDAY/中央日報日本語版2025.08.10 12:30
韓国は米国に輸出する多くの製品に対し15%の相互関税が適用される。カナダとメキシコは表向きでは35%と25%という高率の相互関税を受け入れた。だが両国の被害は限定的だ。例外品目が大規模なためだ。カナダのカーニー首相は最近「カナダ製商品に対する米国の平均関税率は依然として低水準であり、カナダと米国の貿易の85%以上が無関税で維持されている」と明らかにした。メキシコのエブラル経済相も「メキシコの対米貿易のうち84%以上は無関税」と話した。この背景には米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)がある。この協定には「どの当事国も原産地商品に対し既存の関税を引き上げたり新しい関税を賦課したりはできない」という条項がある。米国はブラジルに対しても相互関税10%と別途関税40%の50%の関税を課したが、航空機部品などに対しては例外を置くことにした。中国の場合、報復関税を一時猶予し「関税休戦」中だ。
最近イェール大学予算研究所(TBL)は今回の関税賦課により米国の平均実効関税率が今年初めの2.5%から18.3%に急騰したと推定した。これは1934年から91年ぶりの高水準だ。TBLはこの税率について、世帯当たり収入が2025年基準2400ドル減少するのと同じ効果だと説明した。経済専門紙ウォール・ストリート・ジャーナルは「米国企業は現在までは(関税にともなう)コスト増加に耐えているが、一部は近く消費者価格に転嫁するだろう」と診断した。