大統領の署名を補佐官が代行…筆跡を忠実に再現する「オートペン」が米国で議論に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.07.21 08:33
今年1月20日(現地時間)、大統領就任式に出席した米国のドナルド・トランプ大統領が手にしたのは、1本の黒いペンだった。彼はその日、パリ国連気候変動枠組み条約(UNFCCC)からの再離脱やバイデン前政権の78件の政策撤回など、8件の大統領令に次々と署名した。1日だけで200件を超える命令文書に署名し、そのたびに会場では支持者の歓声が上がった。
米国ではこのように、大統領自らの「直筆署名」が権力行使の核心とみなされている。本人の意思によらず署名が行われた場合、民主主義の根幹や政治システム全体の責任構造が揺らぐという理由からだ。効率性や迅速さを重視し、電子署名に法的効力を認めている韓国などとは異なる考え方だ。