中国の次期外交部長と目される劉建超氏「米、戦争好きなら滅亡」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.07.04 09:19
中国の次期外交部長と目される共産党中央対外連絡部長の劉建超氏が3日、中国清華大学・中国人民外交学会が共同主催した第13回世界平和フォーラムの昼食講演で米国を強く批判した。劉氏は「人類はゼロサム論理と運命を共にする二つの理念の間に置かれている」とし「選択は大きく複雑ではない」と主張した。この日の劉氏の発言は米国のイラン核施設爆撃以降、中国がグローバル安保分野で発言権を高めようとする試みではないかとみられている。
劉氏は「平和は戦争の息継ぎにすぎないと人々は言うが、これはゼロサムゲームに根ざす、絶対的な安全だけが真の安全という主張」と話した。あわせて「彼らは絶対的安全のためには他人の安全を無視することができると主張する」とし「先日のシャングリラ大会で米国防総省のピート・ヘグセス国防長官が言及した実力による平和促進は覇権的思考の新たな化身」と話した。劉氏はまた、中国の格言だとしながら「国がいくら大きくても戦争好きなら必ず滅亡する」とも言及した。