マイクロン「HBM4」サンプル供給…SKハイニックスとわずか3カ月差
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.06.12 16:08
米国メモリー半導体メーカーのマイクロン(Micron)が第6世代高帯域幅メモリー(HBM) 「HBM4」のサンプルを主要な顧客に供給した。HBMフロントランナーであるSKハイニックスがサンプルを出荷した時点とわずか3カ月差で、サムスン電子よりも先に試作品の生産に成功した。
10日(現地時間)、マイクロンは36ギガバイト(GB)容量の12層HBM4を多数の顧客に出荷したと明らかにした。マイクロンはHBM4を10ナノ級第5世代(1b)DRAMを積み上げて製造し、以前の世代であるHBM3E(第5世代)よりも性能と電力効率がそれぞれ60%、20%以上改善されたと説明した。マイクロンは「今回のサンプル出荷を通じてマイクロンは人工知能(AI)アプリケーションのためのメモリー性能および電力と効率性分野で先導的な足場をより一層強く固めることになった」と明らかにした。