ミサイル50発でハマスの首長を射殺しても…「トランプ停戦案」は漂流(2)
実際、ハマスはドナルド・トランプ米政府が提案した60日停戦案の受け入れの条件として、再び戦争の完全終息を求めた。ハマスはこの日「イスラエル刑務所に収監されているパレスチナ人収監者らと交換する条件で生きているイスラエル人人質10人を釈放し、死亡した人質18人の遺体を引き渡す用意がある」と明らかにしながらも、修正案を模索すると明らかにした。同時に「永久的な停戦、(イスラエル軍の)完全撤収、ガザ地区内のわが国民に対する人道的支援の保障などが目標」と伝えた。
これに先立ち先月29日、ホワイトハウスのスティーブ・ウィトコフ中東特使は、イスラエルに拘禁されたパレスチナ人収監者約1200人を釈放し、ハマスに抑留された人質10人を釈放することを条件に、ガザ地区で60日停戦しようと提案した。しかしハマスは米国の提案に対して「戦争終息の構想が含まれなければならない」と事実上反対した。これを受け、ウィトコフ特使は「米国の提案に対するハマスの回答は全面的に受け入れることはできず、我々(休戦議論)を後退させる」と拒絶の意思を明らかにした。