「韓国最大の海運会社HMM釜山移転、海運業界「事業効率を考えればソウルのほうがよい」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.05.16 10:31
韓国野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)大統領候補が14日に提出した海運会社「HMM」本社釜山(プサン)移転案に海運業界が落ち着かない。HMMは民間企業ではあるが、15日現在、産業銀行(36.02%)、韓国海洋振興公社(35.67%)、国民年金(5.17%)など政府側が76.86%を出資している。政府主導下でHMM本社をソウル汝矣島(ヨイド)から母港のある釜山に移転するのは不可能なことではないという話が出ている背景だ。業界内では「民間企業の利益を侵害する」「海運産業発展のために必要」という相反する意見が拮抗している。
韓国最大のフラッグ・キャリアであるHMMは船腹量91万3867TEU(1TEU=20フィートコンテナ1個)で世界8位規模を誇る。昨年海運業界の好況で営業利益3兆5128億ウォン(営業利益率30%)を出し、社内留保金〔利益余剰金、14兆2877億ウォン(約1兆4850億円)〕も潤沢だ。2016年海運業構造調整当時、現代グループから分離して産業銀行など債権団の支援下で経営正常化を推進してきた。2020年には社名も現代商船からHMMに変わった。