KDI、今年の成長見通し1.6%から0.8%に引き下げ…「関税下がらなければさらに低下」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.05.15 07:51
韓国開発研究院(KDI)が14日、「2025年上半期経済見通し」で今年の韓国の国内総生産(GDP)増加率が上半期0.3%、下半期1.3%で、通年では0.8%になると予想した。2月に発表した1.6%の見通しから半分に下げたのだ。韓国の主要機関で初めて0%台の見通しを出したもので、米国の関税の影響と内需沈滞などが複合的に作用した結果と分析される。
KDIのチョン・ギュチョル経済展望室長は「2月には関税水準をこの程度まで予測できなかった。関税など対外的な要因が0.5ポイント、内需不振など内部衝撃が0.3ポイント見通しを引き下げた」と説明した。0.8%は海外の投資銀行を除いた政府、研究機関、国際機関などの今年の見通しのうち最も低い。