韓国大企業「ハッキング不感症」…セキュリティ人材の3分の1が外注企業(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.05.13 16:23
KTのある子会社は現在最高情報保護責任者(CISO)と最高財務責任者(CFO)を役員級の総括をする人が兼職している。同社は韓国インターネット振興院(KISA)情報保護義務公示の対象だ。CISOは情報保護リスク(危険)を最小化するための職だがCFOはコスト削減と収益性を管理する役割なので、二つの職責の兼職は利害衝突問題が発生する懸念が大きい。同社関係者は「一時的に兼職をする状況で、現在は分離検討中」と説明した。
SKテレコムのUSIM(加入者識別モジュール)情報ハッキング事件の余波が今も大きく残る中で、韓国大企業の情報保護体系にも警告灯がついた。最近現代(ヒョンデ)自動車では役職員情報が外部に流出し、CJオリーブネットワークスも証明書ファイルがハッキングされた。個別企業の問題と考えるよりも産業全般的に情報保護現況を再点検しなければならないという指摘が出ている。これに対して中央日報は12日、時価総額上位10大グループ(農協除外)の情報保護義務公示資料を全数分析し、主要系列会社12カ所に対してアンケート調査を実施した。大企業の情報保護投資額と人材規模は大きくなったが「構造的弱点」は変わっていなかった。