【コラム】混乱期の韓国外交、志が合う国と連帯強化を(1)
中央SUNDAY/中央日報日本語版2025.05.03 10:39
トランプ政権2期目に入ってからの100日間はまさに疾風怒濤の時間だった。第2次世界大戦後80年間の国際秩序が、力の論理が支配する国際無秩序の時代に変わっている。トゥキディデスが明らかにしたように「強者がいかに大をなしえ、弱者がいかに小なる譲歩をしうるか」という世の中がくるのだろうか。こうした険しい世の中で韓国の外交は今後どの方向に進むべきなのか。
この質問に答えるには、我々の国民が何を望むのかを先に目を向けなければいけない。1つ目、国民は国家安全保障が確実であることを望む。特に北朝鮮の脅威を憂慮している。したがって同盟である米国との関係はまだ極めて重要だ。