「高裁の初期日まで少なくとも半月」…大統領選挙前の李在明候補の確定判決は難しく
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.05.02 13:29
大法院(最高裁)が1日、有罪の趣旨でソウル高裁に差し戻した李在明(イ・ジェミョン)共に民主党大統領候補の事件は6・3早期大統領選挙までの確定宣告が現実的に難しいという見方が出ている。記録だけで審理する大法院と違い、破棄差し戻し審は弁論があり、李候補が結果に対して再上告する可能性が高いからだ。
破棄差し戻し段階では訴訟記録を受けたと被告人に知らせる「訴訟記録接受通知」手続きがない。これに先立ち李候補は控訴審の過程で訴訟記録接受通知書を7日間受領せず、与党から「遅延戦略」という批判を受けたが、こうした手続きなくソウル高裁が最高裁から訴訟記録の送付を受ければすぐに裁判部を決めることができる。ソウル高裁選挙担当裁判部は3つだが、破棄差し戻し審は通常、原審裁判所でしないため刑事2部または刑事7部のうちの一つに決まるとみられる。