韓国、クレジットカード滞納が10年間でピーク…「債務不履行」自営業者も1年間で29%急増
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.04.28 06:45
景気悪化で庶民の財政状況が悪化し、今年1-3月期のクレジットカード会社の延滞率が約10年間でピークに達した。27日、金融界によると、主要クレジットカード会社の3月末基準の延滞率(カード代金、分割払い金、リボルビング、カードローン、信用貸付などの1カ月以上の延滞率)がいずれも上昇した。ハナカードは1-3月期末の延滞率が2.15%で、2014年12月発足以来最高だ。KB国民(ククミン)カードの延滞率は1.61%で2014年末(1.62%)以来の最高となり、新韓(シンハン)カードも1.61%で15年7-9月期末(1.68%)以来の最高となった。
カード代だけでなく、高金利のキャッシングも返済できず延滞率がさらに急騰したものと分析される。あるクレジットカード業界関係者は「小商工人・自営業者など脆弱な借主を中心に延滞率が上がっている」として「景気が回復してこそ延滞率も少し安定するだろう」と話した。