統一教会元幹部、巫俗人を通じて尹前大統領夫婦と会いカンボジア事業に関与した疑い
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.04.25 13:59
韓国検察が、統一教会の元高位関係者が巫俗人(シャーマン)の「コンジン法師」チョン・ソンベ氏(64)さんに請託して尹錫悦(ユン・ソクヨル)政府でカンボジア公的開発援助(ODA)事業を推進しようとしていたと判断して捜査している。統一教会の元世界本部長ユン氏(48)はコンジン法師に数億ウォンの金品を渡し、金建希(キム・ゴンヒ)前大統領夫人の贈り物用に数千万ウォン台のダイヤモンドネックレスも届けた容疑がもたれている人物だ。検察は統一教会のカンボジアODA事業受注のための請託ではなかったかとみて調べている。
24日、法曹界によると、ソウル南部地検仮想資産犯罪合同捜査部(部長パク・ゴヌク)はユン氏がチョン氏に渡した金品が統一教会のカンボジアODA事業推進と関連があるとみて捜査を進めている。検察はユン氏が「尹前大統領と単独面談し、国家単位のODA連帯プロジェクトに同意した」という趣旨で話したことを確認した。検察関係者は「関連の疑惑を詳しく調べている」と説明した。