中国、2万8000字「関税反駁文」…習氏、最高レベルの会議招集
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.04.10 07:59
ドナルド・トランプ米国政府から計104%に達する「関税爆弾」を落とされた中国が反撃に出た。中国は9日、対米報復関税を当初の34%から84%に上方修正し、10日正午に発効すると発表した。また、米国の一方的な50%追加関税措置を世界貿易機関(WTO)に提訴した。
これに先立ち、国務院新聞弁公室は9日『中米貿易関係の若干の問題に関する中国の立場』と題する2万8000文字の白書を出した。中国商務部関係者は「中国は意図的に黒字を追求したことはなく、中国の経常収支黒字は国内総生産(GDP)比2007年9.9%から2024年2.2%に落ちた」として米国の関税措置に反論した。また「中国の全体関税水準は2001年15.3%から9.8%に低くなり、先進国の平均税率9.4%に近接している」とし「WTOの各種補助金規律を厳格に順守し、WTOに補助金の実態を通知している」と主張した。