「1300年の古刹」孤雲寺全焼、世界遺産の屏山書院も危機=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.03.26 11:26
慶尚北道義城(キョンサンプクト・ウィソン)で発生した山火事が義城郡丹村面(タンチョンミョン)に位置した騰雲山(トゥンウンサン)の麓の「千年古刹」孤雲寺を飲み込んだ。新羅神文(シンムン)王1年(西暦681年)に義湘(ウィソン)大師が創建した孤雲寺は、一柱門が全国の寺院の中で指折り数えられるほど美しく、建築物である駕雲(カウン)楼と延寿(ヨンス)殿がそれぞれ国家指定遺産の宝物だ。
山林当局は25日午後4時50分ごろ、大韓仏教曹渓宗第16教区本寺の孤雲寺が山火事で完全に焼失したと発表した。寺院の境内にいた僧侶と信者らは、殿閣に火が燃え移る直前に避難し、人命被害はなかった。