「ディープシークすばらしい」訪中したティム・クックのお世辞…iPhoneの状況に焦りか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.03.25 11:05
アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)が中国の伝統的名所を訪問し現地の人工知能(AI)企業を絶賛するなど親中国の歩みに出た。プレミアムスマホの帝王と呼ばれるアップルの地位が以前ほどではないとの評価が出ており、自尊心を引っ込めて中国市場に向け積極的な求愛を展開するとみられる。アップルは昨年からAIスマホ市場に参入したが、技術適用に支障をきたしている上に中国ではiPhoneのシェア下落傾向が明確になっている。
24日まで開かれた中国発展ハイレベルフォーラム(CDF)参加のため北京を訪れたクック氏は前日に中国のAIモデル「ディープシーク」に向け異例の好評を出した。「ディープシークを使ってみたか」という記者の質問に、「もちろんだ。すばらしかった」と答えた。米商務省と国防総省がディープシークへのアクセスを遮断するなどセキュリティへの懸念を理由に牽制に出ているのとは対照的だ。クック氏は北京到着当日の22日には中国の大手芸能事務所壹心娯楽の楊天真代表と紫禁城を見下ろせる景山公園をともに散策し、伝統家屋で歌手ヘンリーの公演を楽しんだりもした。通常は現地のアップルストアだけ訪れていた過去と比べると積極的な歩みだ。