韓国野党5党、崔相穆大統領代行の弾劾訴追案発議
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2025.03.22 08:39
「共に民主党」など韓国野党5党が21日、崔相穆(チェ・サンモク)大統領権限代行副首相兼企画財政部長官に対する弾劾訴追案を発議した。昨年12月27日に韓悳洙(ハン・ドクス)首相の職務を中断させて84日ぶりに提出された、尹錫悦(ユン・ソクヨル)政府になって30回目の弾劾案だ。与党圏は「崔代行個人に対する脅迫を越えて、国全体をめちゃくちゃにしようという狙い」〔権性東(クォン・ソンドン)院内代表〕と反発した。
共に民主党・祖国革新党・進歩党・基本所得党・社会民主党議員188人が連名の弾劾案は▷12・3非常戒厳黙認・幇助(ほうじょ)▷馬恩赫(マ・ウンヒョク)憲法裁判官候補と馬鏞周(マ・ヨンジュ)大法官(最高裁判事)候補の未任命▷内乱常設特検候補の未推薦--などを理由に挙げている。民主党の金容民(キム・ヨンミン)院内政策首席副代表は「憲法裁判所が『馬恩赫裁判官を任命しないのは違憲』と全員一致で判決したのに3週間も従わないでいる」とし「憲法裁判所に対する蔑視行為を正すために弾劾案を提出した」と背景を説明した。