米国、エッグフレーションでSOS…救援投手に浮上した韓国の卵
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.03.14 07:04
米国が最悪の「エッグフレーション(egg +inflation)」に見舞われている。13日(現地時間)に発表された2月の消費者物価指数(CPI)によると、米国の卵価格は前月比10.4%、前年比58.8%上昇した。ブルームバーグによると、卵12個の価格が約8ドル(約1180円)で1個あたり約100円弱まで価格が高騰した。高病原性鳥インフルエンザ(AI)で卵供給が不足した余波だ。
反面、韓国の卵価格は安定している。現在3月上旬基準で30個入り価格は6380ウォン(約647円)で昨年(6534ウォン)比4.4%下落し、平年(6245ウォン)よりも2.1%安い。一個あたりの価格は米国に比べて80%ほど安い水準だということだ。このような状況で韓国は米国への初の卵輸出に成功した。忠清南道牙山市(チュンチョンナムド・アサンシ)に位置したケリム農場は7日、特卵20トン(30個入り1万1172セット、合計33万5160個)を米国東部ジョージア州に輸出したと明らかにした。