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「世界初のカミングアウト」南アフリカ共和国のイスラム聖職者、銃撃で死亡

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.02.19 08:52
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カミングアウトした南アフリカ共和国のイスラム聖職者が銃撃を受けて死亡した。



 
18日(現地時間)、現地警察によると、ムシン・ヘンドリクスさん(57)が15日、南部イースタンケープ州ゲベハ(旧ポートエリザベス)で武装した男性2人に襲われた。

警察の調査によると、容疑者らは顔を隠したままピックアップトラックを利用し、ヘンドリクスさんが乗った車を遮った後、数回にわたって銃撃を加えた。ヘンドリクスさんは現場で即死し、犯人たちはすぐに逃走した。

警察は犯行の動機についてまだ公式的な立場を明らかにしていないが、現地の性的少数者団体は彼のアイデンティティが標的になったと見ている。ヘンドリクスさんはケープタウンのモスクで同性愛者と疎外されたムスリムのために活動してきた。ヘンドリクスさんは今回も性的少数者カップルの結婚式の司式のためにゲベハを訪問したが、被害に遭ったという。イスラムでは同性愛は厳しく禁止されている。

警察は容疑者らがヘンドリクスさんの車を狙って計画的に接近した情況を確認し、ヘイト犯罪の可能性を排除しないまま捜査を進めている。

1967年6月、ケープタウンのムスリム家庭に生まれたヘンドリクスさんは、1996年のカミングアウト後、ムスリム聖職者として活動を続けてきた。

国際レズビアン・ゲイ協会(ILGA)は「ヘンドリクスさんは同性愛者としてカミングアウトした世界初のムスリム聖職者」として「彼は南アフリカ共和国だけでなく、全世界で信仰と性的アイデンティティの間で苦悩する多くの人を支持してきた」と追悼した。

また、AP通信によると、ILGAは今回の事件がヘイト犯罪である可能性が大きいとし、徹底した捜査を促した。

南アフリカ共和国は1994年、アパルトヘイト(白黒人種差別政策)の終息後に採択した憲法で、性的指向を理由にした差別を禁止した最初の国家だ。アフリカ大陸で唯一、2006年に同性結婚を合法化した国だ。

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