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1分ドラマに500億元使う…青年たちが夢中になり中国政府は規制へ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版 2025.01.30 08:55 Googleで中央日報を読み逃さない
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1分前後の短い、横画面ではなく縦画面になった新しい形の「マイクロドラマ(短尺ドラマ)」が中国で人気を集めている。

中国官営チャイナデイリーによると、昨年中国マイクロドラマの収益は500億元(約1兆円)を突破した。中国の映画およびテレビ産業を追い抜くほど急成長を遂げているマイクロドラマがハリウッドも視野に入れているという評価が最近高まっている。

 
主にソーシャルメディア(SNS)アプリで見ることができるマイクロドラマはその展開の速さが特徴だ。各エピソードは長くても3分を超えない代わりに70~150話しで構成されている。序盤数話は無料で見ることができるが、次の話を視聴するためにはサブスクリプションとして1万ウォン(約1000円)以上を支払わなければならない。

マイクロドラマは主に転生や財閥、復讐(ふくしゅう)など刺激的なテーマを扱う。貧しかった主人公が突然金持ちになって自身を困らせた人々に復讐するといったようなものだ。また、決済を誘導するために各エピソードのラスト10秒は次の場面に対する興味を喚起する「フッキング(hooking)」要素が登場する。

中国青年層は主に出退勤や登下校の時にマイクロドラマを楽しむという。忙しい現代人はいつでも軽く楽しむことができてライフスタイルにフィットしているという反応だ。これに関連し、ロイター通信は「階層移動の可能性が低く青年失業率が高い中国の視聴者は出生環境が決定的で奇跡的に変わるストーリーに共感している」と指摘した。

◇時間・コストが長所…米国市場への進出も

マイクロドラマが急成長を遂げている背景には別の理由も存在する。まず制作スピードが速い。1週間分の動画を2日間で撮影するほどだ。コストも、少ないものでは20万元で制作が可能だ。一般のテレビドラマが編成・流通に数年かかるとすると、マイクロドラマは数カ月でSNS上で視聴することができるようになる。最近では人工知能(AI)技術を活用して制作時間を短縮し、費用を削減している。

このような長所ために中国の大企業もマイクロドラマ市場に次々と参入している。ティックトック(TikTok)の中国版である抖音などショート動画プラットフォームでマイクロドラマを簡単に見ることができる。

テンセント(Tencent)と百度が投資した「リールショート(ReelShort)」は米国市場に挑戦状を叩きつけた。西側の視聴者を狙ったマイクロドラマは主にロサンゼルスで、英語で製作されている。財閥物や復讐劇もあるが、米国ではオオカミ人間やヴァンパイアのようなファンタジージャンルが人気だ。

一方、マイクロドラマの旋風的な人気に中国当局が規制に乗り出した。中国放送規制機関である国家広電総局は先月「扇情的で低俗なタイトルがドラマのイメージを低下させている」として取り締まりに出た。国家広電総局は2022~2023年にもマイクロドラマが「過度に残忍で暴力的」としながら計140万本のエピソードに対して削除措置を取ったことがある。

中国国営メディア「中国女性新聞」は「(マイクロドラマは)不公平でねじれた結婚や家族関係をよくあるものとして描写する」とし「これは主流社会の価値から外れたもの」と批判した。

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    2025.01.30 08:55
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    中国マイクロドラマのタイトル画面。[ティックトック(TikTok)キャプチャー]
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