韓国国防部「第55警備団、尹大統領の逮捕阻止に投じれば任務取り消し」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.01.09 06:46
韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領に対する2回目の逮捕令状執行を阻むために大統領警護処が軍兵力を投じる場合、国防部が長官職務代行権限で任務を取り消すか停止させるという方針を立てていることが分かった。これは官邸外郭地域の警戒という部隊の「本来の任務」から外れるという判断に従ったもので、私兵動員疑惑を受けている警護処に対する国防部の事前警告の性格を持つ措置と見ることができる。警護部隊を派遣中の警察も令状執行に協力しなければならないという立場なので2回目の逮捕令状執行時は警護処の人材だけで防御線を築くことになる可能性が高まった。
国防部関係者は8日、中央日報の関連の質疑に対して「国防部長官は警護処を支援する部隊がもともと所属する機関長として、違法あるいは不当だと認められる場合、該当部隊の任務を取り消したり停止させたりすることができる」と答えた。