韓国大統領代行、国の格付け下落を恐れる理由…回復に18年かかった
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.01.06 13:02
新年に入っても政局不安が続き、韓国経済を裏付ける国の格付けが揺れている。格付けは一度下がると回復しにくいだけに韓国政府は緊張している。
韓国企画財政部は今年上半期が政局不安を解消して国の格付け下落を防げる「ゴールデンタイム」であると判断し、行政力を集中している。政局不安が下半期まで長引けば、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)、ムーディーズ・インベスターズサービス、フィッチ・レーティングスの国際格付け会社3社が韓国の格付けを引き下げかねないためだ。フィッチは先月23日に中央日報とのインタビューで、「尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領に対する憲法裁判所の弾劾審判が長期化する場合、韓国の格付け下方リスクとして作用しかねない」と警告した。