【リセットコリア】崩れた韓国の大統領制…内閣制が答えだ
12・3非常戒厳事態が収拾局面に入った。大統領は国会で弾劾訴追され、戒厳に積極的に参加した軍・警察の幹部も次々と拘束された。戒厳の違憲性と違法性については法曹界の意見がほぼ一致する。しかし依然として解決の糸口も見いだせない問題がある。それは政治改革問題だ。司法処理が結果に対する懲らしめなら、政治改革は事態の再発防止のための処方だ。
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が現実とかけ離れた考えをし、さらに行動に結びつけた理由は、政治制度の欠陥と無関係でない。与党の役割を見てもそうだ。国民の力は戒厳宣言に関して大統領に完全にスルーされた。それでも大半の議員が弾劾訴追案投票で「大統領に対する義理」を前に出して反対票を投じた。政党とは何か。「ビジョン」と「規律」を備えて国を統治する集団的な力を形成する組織だ。現代政治は政党として組織された集団知性を通じて、指導者個人の気質的特性や逸脱を最小化する。しかし今回の戒厳事態で与党は政党本然の役割を全く果たせなかった。