「尹大統領、総選挙惨敗後に戒厳に数回言及…ひざをついて引き止めた」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.12.12 10:55
12.3非常戒厳事態を捜査中の検察特別捜査本部(特捜本)は、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が4月の総選挙の与党惨敗以降から戒厳宣言に言及し始め、それ以降も何度か同じ考えを示唆する発言をしたという陳述を確保した。
呂寅兄(ヨ・インヒョン)国軍防諜司令官は10日、特捜本の召喚調査で「非常戒厳の事前兆候を認知したのか」という質問に対し、「総選挙が終わって初夏に大統領と食事の席があったが、時局を心配する話をしながら激しくなり、戒厳の話を持ち出した」と述べたことが11日、把握された。特捜本は呂司令官のこうした陳述から、尹大統領が総選挙結果に対する不満と不正選挙に対する疑心などから戒厳宣言直後に中央選挙管理委員会の掌握を指示したのではないか追加の捜査を行っている。