【現場から】「議員投票権」を奪った韓国与党…重鎮が率先して民主主義を後退させた
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.12.09 13:48
「金建希(キム・ゴンヒ)夫人特検法」と尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領弾劾訴追案の国会本会議での表決が予定された7日午後5時。運命の時間が迫ると、国民の力は国会本館246号議員総会で投票戦略をめぐる最後の議論に入った。特検法と弾劾案に党論として反対することを決めた直後だった。
カギは弾劾案の表決方法だった。本会議場で反対投票をするか、投票自体をせず本会議場を離れるかをめぐり討論が続いた。大統領弾劾案の可決要件は「在籍議員3分の2(200人)以上の賛成」であり、108人の与党議員が投票に参加しなければ投票自体が成立しない状況だった。