尹大統領、事実上職務排除? 「現行法上可能」vs「憲法破壊」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.12.09 08:31
韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領に対する国会弾劾訴追案が否決された翌日である8日、与野党が「事実上の大統領職務排除」が可能かどうかを巡ってぶつかった。与党「国民の力」の韓東勲(ハン・ドンフン)代表が7日、弾劾案廃棄直後「大統領は退陣時まで事実上職務から排除される」と明らかにすると、共に民主党が「憲法無視」として反発しながらだ。法曹界も大統領職を維持した中で「事実上職務排除」が可能かどうかを巡って意見が入り乱れている。
韓代表は弾劾案否決翌日の8日午前にも韓悳洙(ハン・ドクス)首相と会合後、「秩序のある大統領の早期退陣で混乱を最小化する」とし「尹大統領は国政に関与しない」と再度強調した。韓首相も「私を含むすべての国務委員は与党と共に国家機能を安定的に運営する」と明らかにした。