韓国半導体を率いる人材が消えていく
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2024.11.23 10:21
「半導体支援が中断する間、ネイバー・カカオ・LINE・クーパン・配達の民族が注目を浴び、多くの理工系学生がここに吸い込まれていった。半導体はサイクルがあり(企業の)人材採用が不確かになり、もう種が絶えたといっても過言ではない」(イ・グンウォン高麗大ディスプレー・半導体物理学部教授)。
韓国半導体産業の最も大きな問題は、産業を率いる専門人材が不足し、未来が不透明ということだ。韓国半導体産業協会は2031年には産業現場で5万6000人ほど不足すると見込んでいる。このため政府は2022年に「半導体人材養成案」を出し、10年間に半導体人材15万人、修・博士3万人を養成することにしたが、半導体関連学科の学生さえも半導体でなく他の業界に目を向けている。