金碩洙(キム・ソクス)国務総理指名者に対する人事聴聞会初日の1日、議員らは金氏の所得縮小申告と次男への贈与問題などを集中的に質問した。国会は2日まで聴聞会を行い、5日に本会議を開いて任命同意案を表決処理する予定だ。
この日の聴聞会で、ハンナラ党の安泳根(アン・ヨングン)議員は「次男が98年(所得がなかったので)国民年金保険納付猶予申請をしたにもかかわらず、次男夫婦の預金額が2億ウォンを超え、長男も生活費と治療費などを節約して1億6000万ウォンを貯蓄したと話したが、贈与したのではないか」と尋ねた。
同党の金晟祚(キム・ソンジョ)議員は「金氏の家族は66カ月間、合わせて77回の海外旅行をし、月1000万ウォンほどの生活費を含め総額8億ウォン以上の支出があったと推算される」とし「しかし家族の所得全部を足せば、財産増加分と一致し、生活費をどこから調達したのか疑問だ」と、所得申告縮小疑惑を提起した。