【コラム】参戦で核の傘を破ろうとする北朝鮮
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.10.22 14:22
北朝鮮がウクライナ戦争に加わって得るものは単に軍事的な利益だけでない。派兵兵力が欧州でロシア製の火気と装備で武装してウクライナ地上軍と戦闘をしながら実戦経験を蓄積し、ロシアから戦略武器技術まで取得して復帰すれば、当然、対南軍事力が強まる。しかしそれ以上に注目すべき点は北朝鮮軍の参戦が非核化体制に及ぼす影響だ。
その間、国際社会は国連安全保障理事会を通して北朝鮮の核を存在してはならないものと規定し、非核化のために対北朝鮮制裁などを施行してきた。しかし安保理理事国のロシアが北朝鮮兵力を受け入れながら対北朝鮮制裁から完全に離脱した。北朝鮮とロシアは今年「包括的戦略パートナーシップ条約」で軍事同盟を結んだ。ここには、両国のうち一方が武力侵攻を受けて戦争状態に直面する場合、他方は「保有中のあらゆる手段で軍事的、その他の援助をする」という内容がある。振り返ると、この条約は北朝鮮軍参戦のための事前布石だった。戦場に北朝鮮軍を引き込んだロシアが北朝鮮の核廃棄に戻るはずがない。