2000年6月、南北首脳会談を控え現代(ヒョンデ)商船が産業(サンオップ)銀行から2度にわたって貸付を受けた4900億ウォンのうち、4000億ウォンは現代商船から直ちに国家情報院(国情院)に渡され、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に送金されたという主張が、27日提起された。
ハンナラ党の金文洙(キム・ムンス)議員は27日の党議員総会で「現代商船が貸付金4000億ウォンを国情院に渡すようにという現代グループ重役らの指示を受け、直ちに小切手にして国情院に渡した」とし、「国情院はこの金を北朝鮮とあらかじめ約束した北朝鮮の海外口座に振り込んだ」と述べた。