韓国は無視、米国には対話余地…北朝鮮「通米封南」戦術
北朝鮮軍が9日、軍事境界線(MDL)一帯の要塞化を通した南側国境の「永久的遮断・封鎖」を宣言したことは、表面的には南側を狙った断絶意志を明らかにしたものだが、同時に北朝鮮の複合的な内心も反映している。南側との直接衝突とも呼べる西海(ソヘ、黄海)北方限界線(NLL)の無力化は後回しにし、次期米国政府スタートなどを念頭に置いて対話の余地を残すような態度も見せた。
北朝鮮人民軍総参謀部が「われわれ共和国の主権行使領域と大韓民国領土を徹底的に分離させるための実質的な軍事的措置」を取ると発表したのは、韓米を狙った対外メッセージの性格が強い。特に「わが軍隊は誤解と偶発的衝突を防止するために米軍側に電話通知文を発送した」と明らかにし、異例にも「9日9時45分」という通知日時まで公開した。国連軍司令部は「ホットラインを通じて北側通知文を受領した」と確認した。