【社説】サムスン電子業績ショック、新技術競争力の復元を急ぐべき
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.10.09 16:03
半導体危機論の中、サムスン電子の未来に対する懸念が強まっている。この3カ月間に株価が30%ほど下落したのに続き、7-9月期は「アーニングショック」となった。株価下落と技術競争力への懸念に対し、経営陣は異例にも業績不振に対する謝罪のメッセージを出した。
サムスン電子が昨日発表した7-9月期の業績(暫定値)によると、売上高は前期比6.66%増の79兆ウォン(約8兆7140億円)で過去最高となった。しかし営業利益は前期比12.84%減の9兆1000億ウォンだった。すでに下方修正された市場の予測値10兆ウォン台を下回り、株価下落は続いた。株式市場で外国人投資家は3カ月ぶりに(サムスン電子株)売り越しに転じた。時価総額に対する比率も2年ぶりに最低値となった。