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韓国与党、北ウラン施設公開に「民主党政権の対北朝鮮屈従外交の産物」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.09.15 09:14
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韓国与党「国民の力」は14日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長がウラン濃縮施設を公開したことをめぐり、「民主党政権の対北朝鮮屈従外交の産物」としながら一斉に批判した。

キム・ヘラン報道官はこの日の論評で、「民主党政権が粘り強く叫んだ与える式、対北朝鮮融和政策がどれだけ雲をつかむようなものだったのか満天下にさらした」としてこのように話した。

 
キム報道官は「韓国は表では平和を論じながら裏では核を開発する北朝鮮の羊頭狗肉にこれ以上だまされない。民主党はいまからでも偽りの平和妄想から目覚め自分たちが招いた北朝鮮の核脅威を痛切に直視しなければならない」とした。

韓東勲(ハン・ドンフン)代表もこの日フェイスブックへの投稿を通じ「過去の対北朝鮮・対中国屈従外交が作り出した現実。民主党は北朝鮮の話さえすれば普段と違いとても寡黙になる」と指摘した。

韓代表は「近く米国と日本のリーダーが変わる。韓国の安保状況も変動性が高まるだろう。北朝鮮の核脅威に対応するための超党派的協力と対策が必要な時」と強調した。

羅卿瑗(ナ・ギョンウォン)議員もフェイスブックに「北朝鮮の核を抱えて暮らさなければならない運命である韓国にはそれだけ大きな脅威に違いない」と投稿した。羅議員は「すでに私が党大会の過程で韓国独自の核武装の必要性と核武装3原則を強調し国内の専門家らの共感を得たことがあるが、最近政界でも核潜在力拡充議論が拡大している。私は韓国の安保対策が核潜在力拡充にとどまってはならないと考える」と明らかにした。

その上で「もう米大統領選挙の結果と関係なく、独自の核武装をデフォルトに安保交渉を準備する必要がある。今後国際情勢変化への先制的対応に向けても独自の核兵器開発までオプションを拡張し、情勢変化に合わせて韓国の国益を主導的に守っていかなければならない」と主張した。

尹相炫(ユン・サンヒョン)議員はフェイスブックを通じ「安全保障が極めて厳しい状況なのに野党は時ならぬ戒厳準備説と親日追求、反日扇動議論にばかりすがっている。これもまた北朝鮮に核増強の時間だけ稼ぐ結果を招くだろう」と指摘した。

尹議員は「国会が安保だけは声をそろえて超党派的協力に出なければならない。各種特検法、弾劾聴聞会より優先的に『北核対応特別委』の構成に向け与野党が額を突き合わせなければならない」と促した。

北朝鮮の朝鮮中央通信は、北朝鮮の金正恩国務委員長が核兵器研究所と武器級核物質生産施設を現地指導して武器級核物質生産を増やすための重要課題を提示したと前日に報道した。金委員長はウラン濃縮基地を視察し、「本当にここを見るだけでも力が湧くと述べ、核物質生産を粘り強く繰り広げていることに対する報告を受け大きな満足を示した」と伝えた。北朝鮮がウラン濃縮施設を公開したのは今回が初めてだ。

米大統領選挙を50日ほど後に迫る時点で北朝鮮が異例の核施設を公開したことを受け、選挙を控え北朝鮮が核実験に出るのではないかとの見方が出ている。

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