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「鬼王潮」を撮るために川に流される瞬間にも携帯電話のカメラで撮影=中国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.09.11 09:12
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海水と川の水が合流する大逆流(海嘯)で有名な中国銭塘江で記念写真を撮影していた観光客が急流に見舞われた。



 
8日(現地時間)ソーシャルメディア(SNS)には「数日前、中国の銭塘江で危うく自撮りを撮る人々の映像」とし、このような場面が映った映像が投稿された。

公開された当時の映像には、川辺で写真を撮影していた観光客が波に襲われる様子がそのまま映っていた。一部の観光客は、急流に流される瞬間まで携帯のカメラを持っている。

中国現地メディアによると、4日、中国浙江省海寧市の銭塘江で波の写真を撮影していた観光客が大きな津波に見舞われた。

この事故によって多数の負傷者と行方不明者が発生したが、正確な死傷者数は伝えられていない。

銭塘江は中国浙江省で最も大きな川で、毎年7月から10月初めの間に世界最大規模な海嘯が発生する。下流に行くほど緩やかな川底が急に高くなる奇妙な地形となっている。波が3~5メートルまで上がることを遠くから見ると、まるで馬1万頭が雷の音を立てて疾走するようだという。現地の人々はこのような現象を「鬼王潮」と呼んでいる。毎年秋夕を前後に現れるこの珍しい自然現象を直接見るために全国各地から観光客約10万人が訪れる。

多くの観光客が殺到し、逆流に流される事故も後を絶たない。BBCによると、2013年にも銭塘江で巨大な海嘯を見物していた観光客少なくとも30人余りがけがした。

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    2024.09.11 09:12
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    4日(現地時間)、中国浙江省銭塘江で別名「鬼王潮」が観光客を飲み込んでいる。[X キャプチャー]
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