サムスンのおかげで成長した小さな会社、台湾の「半導体巨人」に急浮上
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.08.14 08:12
アジア最大ファブレス(半導体設計専門会社)のメディアテックがTSMCに続く台湾の2番目の「半導体巨人」として急浮上している。設立初期にDVD用半導体を作っていた小さな会社はいまではスマートフォンを超え人工知能(AI)やPC核心チップ市場にまで挑戦状を差し出した。
中国のIT専門メディア、マイドライバースなど外信は13日、メディアテックがAIパソコン用プロセッサを開発し来年上半期に発売すると報道した。新しいチップはTSMCのファウンドリー(委託生産)の最新3ナノメートル(ナノは10億分の1)プロセスで作られる。エヌビディアがグラフィック処理装置(GPU)分野を引き受ける方式でメディアテックとチップを共同開発するという。「台湾半導体ドリームチーム」が総出動した形だ。