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「関東大虐殺」「朝鮮人女工」…日帝から受けた虐殺・差別の記録

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.08.05 06:34
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光復節(8月15日)を目前に控え、日帝強占期の朝鮮人が受けた残酷な現実に光を当てたドキュメンタリー映画2本が公開される。

15日に公開されるドキュメンタリー『1923関東大虐殺』は1923年日本関東地方で発生した大地震の時に現地の朝鮮人を対象に行われた虐殺に光を当てた作品だ。当時「朝鮮人が井戸に毒を入れて放火した」というデマのために朝鮮人が集団的憤怒のターゲットとなり、日本の軍警や民間人によって虐殺された。犠牲者数は6000人余りと推算されているが、2万人を超えるという主張もある。

 
日本の一部からは朝鮮人虐殺を認めて責任を負わなければならないという声が出ているが、日本政府はこれを拒否している。キム・テヨン-チェ・ギュソク監督は写真や動画、文書、証言などを基づいて虐殺の真実を追跡する。日本市民団体「ほうせんか」、鳩山由紀夫元首相ら日本の良心的政治家や知識人のインタビューも入っている。

7日に公開されるドキュメンタリー『朝鮮人女工の歌』は日帝強占期に大阪の紡績工場で働いた朝鮮人女性労働者の苦痛と哀歓を扱っている。いつもお腹をすかせていた彼女たちは日本人が捨てた牛・豚の内蔵(日本語で「ホルモン」)を焼いて食べていたので「朝鮮ブタ」といわれて蔑視されていた。だが、彼女たちは毅然と耐えて、劣悪な労働条件と差別に対抗して集団行動に出たりもした。

イ・ウォンシク監督は朝鮮人女工生存者の証言や写真、記録を通じて悲惨だった当時の現実を掘り起こしながらも部分的に劇映画形式を導入して当時女工がどのように生きていたかを描き出す。カン・ハナら在日同胞の俳優が出演して、当時朝鮮人女工が歌ったという歌も再現する。

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