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<パリ五輪>韓国レスリングのイ・ハンビッ、パリ行きの飛行機に…モンゴル選手のドーピング陽性で出場権を劇的獲得

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.08.02 14:45
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韓国レスリング女子フリースタイル62キロ級の看板イ・ハンビッ〔29・完州(ワンジュ)郡庁〕が劇的に2024パリオリンピック(五輪)出場権を獲得した。

大韓レスリング協会関係者は1日、聯合ニュースに「世界レスリング連盟(UWW)が今日未明、アジアOQT(オリンピック予選トーナメント)2024の準決勝でイ・ハンビッを退けて五輪チケットを獲得したモンゴルのオルホン・プレフドルジがドーピング検査で陽性反応を示し、五輪出場権が剥奪されたと知らせてきた」と伝えた。

 
続いて「UWWは大韓体育会を通じてイ・ハンビッの五輪出場希望意思を聞き、私たちは出場することを明らかにした」と付け加えた。

イ・ハンビッは3日、女子フリースタイルのユ・ベヒ監督とパリに向かう予定だ。女子フリースタイル62キロ級は9日と10日に開かれる。

イ・ハンビッは4月キルギスタン・ビシュケクで開かれたアジアOQT準決勝でオルホンに0-4で敗れて出場権獲得に失敗していた。該当の大会の各階級には2枚ずつの五輪出場権がかかっていて、決勝に進出したオルホンと北朝鮮のムン・ヒョンギョンがチケット獲得に成功していた。

イ・ハンビッはこの日、聯合ニュースとのインタビューで「夢の舞台」に立てることになったことに関連して「今日の昼に五輪に出場できるという連絡を受けたが、涙が止まらなかった」とし「あれほど夢に見ていた舞台を踏むことになったので、後悔しないように競技をやり遂げてくる」という覚悟を明らかにした。

イ・ハンビッは五輪出場が確定した後、真っ先に父親のことが思い出されたという。イ・ハンビッは「これまで顔には出さなかったが、父は予選脱落で大きく落ち込んでいた」としながら「父は、幼いころに母と死別した私たち三きょうだいを男手ひとつで育ててきた。誰よりも尊敬して愛してやまない父のために頑張りたい」と話した。

また「ソウルのリラ・アート高校に在学当時、運動をやめていたときがあったが、その時にもう一度戻れるように導いてくださったキム・ドンソン・コーチと現所属チームの完州郡庁のチョン・ファンギ監督、キム・ジョンファン・コーチにも感謝する」と付け加えた。

イ・ハンビッがパリ五輪の最終列車に乗り込み、今回の大会に参加した韓国選手団の規模は143人から144人に増えた。イ・ハンビッは該当の階級で韓国ナンバーワンの座を守り続けてきた看板選手だ。ただし昨年開かれた2022杭州アジア競技大会では初戦で脱落していた。

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    <パリ五輪>韓国レスリングのイ・ハンビッ、パリ行きの飛行機に…モンゴル選手のドーピング陽性で出場権を劇的獲得

    2024.08.02 14:45
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    2024パリオリンピック(五輪)出場権を劇的に獲得した女子レスリング韓国代表のイ・ハンビッ。[写真 大韓レスリング協会]
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