北朝鮮、日本朝鮮学校の大学生140人に「団体訪朝」許可…首脳会談のシグナルか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.07.22 13:31
新型コロナで国境を封鎖していた北朝鮮が、日本の朝鮮大学校の学生およそ140人の北朝鮮訪問を許可したと伝えられた。朝日首脳会談のための水面下の接触が続く中、初めて在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)系列の大学生の集団訪問が実現するとみられ、朝日間の人的交流の再開にも関心が集まっている。
日本の毎日新聞は21日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が朝鮮大4年の学生約140人に対し、8月末以降に北朝鮮を訪問できるよう特別許可を出したと報じた。学生らは今年11月までグループ別に分かれて日本から中国北京に移動した後、高麗航空で平壌(ピョンヤン)に入るとみられる。北朝鮮での滞在期間は約1カ月で、同紙は高麗航空が1人あたり約50キロまで荷物を無料で送れるようにしたという説明も加えた。朝鮮大の学生の国籍は朝鮮、日本、韓国に分かれる。同紙は「北朝鮮側は韓国籍の学生も訪朝可能と説明しているとされる」と明らかにした。