2日連続で韓国中部に大雨…平沢・唐津など住民の緊急避難(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.07.19 07:23
◆1時間当たり100ミリがニューノーマルになる=梅雨研究者であるソウル大学地球環境科学部のソン・ソグ教授は「1時間当たり100ミリに達する大雨は漢拏山(ハルラサン)や智異山(チリサン)のような山岳地形で降る現象だったが、最近は平地の都心にも降る」と話した。激しい豪雨が今や「ニューノーマル(New Normal・新しい標準)」になったということだ。気象庁によると、梅雨が始まった先月19日から今月18日までの1カ月間、1時間の降水量が100ミリを超えた事例は計8回だった。特に、坡州は48時間も経たないうちに累積降水量639.5ミリ(16日午後5時~18日午後2時)を記録した。坡州地域の年間降水量(1295.8ミリの半分に達する量が2日ぶりに降ったわけだ。
雨雲の燃料となる水蒸気が西海(ソヘ・黄海)を経て韓半島(朝鮮半島)に流入した後、狭い地域に強く降る局地的な豪雨につながるため、予測も容易ではない。