小渕・金大中宣言の舞台裏を明かす…元駐韓大使が当時の日誌をもとに出版(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.06.29 08:44
「国民感情のすれ違いを、いわば政治的に克服して、まさに未来志向的な両国関係を構築できた時代が存在した。小渕恵三首相と金大中大統領が両国の政治指導者であった時代がその典型である。なぜ、そうした時代が存在したのか。その背後の要因は何であったのか。こうした疑問に答える一助として、その時代に韓国駐在大使であった者が、個人的に両国間の外交的、政治的、経済的、文化的接触の表舞台と裏舞台について書き残した記録を公にする意味があるのではないかと考えた」
小倉和夫・元駐韓大使(85)は、6月28日に日本で刊行した「駐韓国大使日誌 1997~2000 日韓パートナーシップ宣言とその時代」(岩波書店)の冒頭でこう記述した。小倉氏は1997年10月~2000年1月に駐韓大使を務め、1998年の「21世紀の新しい韓日パートナーシップ共同宣言(金大中・小渕宣言)」の作成などに携わった。同書は、駐韓大使時代に記した日誌を中心に、専門家に依頼して入手した外交文書なども収録した歴史的価値の高い著作だ。去る11日、東京都内の小倉氏の事務所でインタビューした。